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たしかな基準

2007.07.26 Thursday

1987年、映画「アンタッチャブル」で
アカデミー賞・助演男優賞を受賞した俳優、
ショーン・コネリーが、
かつて、その人生の転機において、
次の言葉を語っています。

 決められた道を歩むことは美しくない。

これは、大ヒットしたアクション映画
「007シリーズ」のヒーロー、
ジェームズ・ボンド役を降り、
一人の演技派俳優として
道を歩むことを決めたときの言葉です。

将来の成功が約束された地位を捨て、
未知の自分への挑戦をした彼が語った
この「美しくない」という言葉。

それは、
彼の「人生の美学」を語った言葉でもありますが、
我々、プロフェッショナルの道を歩む人間に、
大切なことを教えてくれる言葉でもあります。

「美しい」と感じるか、否か。

それは、プロフェッショナルが道を選ぶとき、
ひそかに、心に抱く、

たしかな基準なのです。



【自分であり続けるために〜流されず、いまを生き切る50のメッセージ〜】
田坂広志(著) PHP研究所



『編集後記』
結局は、その選択は自分にとって美しいか美しくないのかってことです。
すべての選択をその基準で判断すれば、自分であり続けられるものなのかもしれません。
ひいては、得たい結果を得るための唯一無二の正しい基準と言えるのでしょう。

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